ロシアの観光ビザを個人で申請・取得する方法
ロシアW杯の影響もあり、近年旅行先として人気がうなぎのぼりになっているロシア。
日本人が訪れる上でビザが必要な数少ない国の1つです。今回はロシアの観光ビザをビザ業者の代行なし!個人で格安に申請し、取得する方法をお教えします!😝
ロシアの観光ビザは自力で取れる!
ロシア・ビザと検索するとビザ代行サービスやツアー会社に代行してもらう方法ばかりがで聞きます。
しかし、ロシアのビザをビザ代行業者に頼むと最低でも8000円、旅行業者に頼むと12000円の代行手数料がかかります。
インターネットで調べてもビザの取得方法がなかなか出てこないため、代行業者に頼まないとロシアのビザをゲットできないと思われがちです。
しかし、自分でロシア大使館に足を運べばほぼ無料でビザを取得することができるんです。
ロシアビザの種類
観光ビザ
観光ビザは30日以内の短期滞在を目的とした渡航のためのビザです。観光ビザにも2種類あり、シングルとダブルがあります。
ただロシアに行って帰ってくる場合はシングルビザでOK。
ダブルのビザが必要なのはロシアから他の国に行き、またロシアに再入国する場合です。
ロシアからバルト三国やフィンランドなどに旅行し、ロシアで飛行機を乗り継いで帰る場合にはシングルビザで問題ありません。
通過(トランジット)ビザ
トランジットビザはロシアを経由して他の国に行く際に必要なビザです。空路でロシアを訪れて他の国にまた飛行機で移動する場合には必要ありません。
ですが、例えば空路でロシアを訪れて、一度ロシアに入国してから鉄道に乗り換える場合にはトランジットビザが必要になります。
許された滞在期間は空路での入国の場合3日間、地上公共交通機関のみを使用した場合は10日間です。
電子ビザ
ウラジオストク経由でロシアに入国する場合、インターネットで申請から登録まで完了する電子ビザを利用することができます。
ただし、電子ビザで許可される滞在期間は8日間で、入国・出国時に同じ空港検問所を通る必要があります。
観光ビザを申請するのに必要なもの
ロシアの観光ビザを取得するためには
・申請者のパスポート(ビザの発効日から半年以上の残存期間が必要)
・証明写真(4.5×3.5cm)
・旅行会社が発行するバウチャー
・電子ビザ申請書EVA
が必要です。
自力旅行を考えている方は「旅行会社のバウチャーなんてない!」と焦りますよね。安心してください。Travel Russiaというサイトでバウチャーを発行してもらうことができます。かかる費用はたった10ユーロです。
電子ビザ申請書EVAの記入方法
バウチャーを入手後、ロシア外務省領事局のサイトから「電子ビザ申請書EVA」を印刷して記入します。
ロシア入出国日は必ずバウチャーと同じ日付を記入するように注意してください。
記入した出入国日がそのままビザの有効期限になります。誤ったまま申請して気付かずに渡航してしまうと不法滞在になるので要注意!
いざ大使館へ
申請書を印刷してサインを記入したら、いよいよロシア大使館へ。
有効なパスポート、証明写真、バウチャーそして印刷した申請書を持っていきます。(パスポートは預けたままビザ発行まで返ってきません)
ロシア大使館は東京、函館、札幌、大阪、新潟の4拠点にあります。
訪れる時間に要注意!
注意したいのが、ロシア大使館のビザ申請受付は平日の12:30までということ。少しでも時間を過ぎたら受け付けてもくれません!
また、入り口で整理券を取ってから順番待ちをしますが、当日必ず対応してくれるのは70番まで!(2019年9月時点)
なるべく早く大使館を訪れて整理券を取るようにしましょう。また、自分の順番が回ってきた際にその場にいないと、その整理券は無効になってしまうのでこちらも注意です。
ロシア大使館の警備をしているおじさんによれば、特にロシアW杯の際はとんでもない行列ができていたそうです。
たびジローは到着から1時間ほどで申請が完了しました。
ビザ発行までにかかる時間
大使館でビザを申請したら、できあがったビザを取りに後日大使館を再訪する必要があります。ビザ出来上がりの日付は申請日にもらえるレシートに記載されています。
ビザの発行を急いでいる場合は手数料を払えば早く発行してもらえますが、申請から2週間以上かかっても良い場合は無料で発行してもらえます。
余裕を持って申請をして、2週間後にビザを取りに行きましょう。申請時に渡されるレシートが不可欠です。
自力でビザを申請してお得なロシア旅行!
いかがでしたでしょうか。自分でできる申請は自分で行い、ロシア旅行を賢くお得に迎えましょう!