[フライトログ]安全性は大丈夫⁈評判の悪いアエロフロートに乗ってみた(成田〜モスクワ)
アエロフロートと検索すると必ず「事故」と出るほど安全性が疑問視されているロシアの航空会社・アエロフロート。
今回は安全性を検証するとともに、実際にたびジローが成田〜モスクワ間でアエロフロートに搭乗した感想をお伝えします!
アエロフロートの安全性
アエロフロートの事故
たびジローがアエロフロートを利用したのは2019年の3月でした。友人からは「アエロフロートに乗るならお守りを持っていった方が良い」なんて冗談も言われていましたが、調べてみるとアエロフロートの事故は1994年の事故のみでした。
この事故は自動操縦状態にあるフライト中の飛行機で、パイロットが自分の息子を記念に操縦席に座らせたところ、偶然自動操縦がオフになったという不運によるものでした。
事故は痛ましいものですが、航空会社そのものというよりもパイロット個人に問題がある事故と判断して搭乗を決意しました。
しかし、たびジローの搭乗から2ヶ月後に同じくアエロフロートの機体が緊急着陸時に炎上し、乗客が41名亡くなるという事故がありました。無事故を貫いている日系航空会社に比べると、正直不安はあります。
アエロフロートのパイロットは運転が上手い
いきなり脅しからスタートしてしまいましたが、実はアエロフロートのパイロットは他の航空会社よりも運転が上手いという噂があります。
というのも、彼らは全員ロシア軍出身。軍隊でフライトスキルを磨いているので、民間パイロットに比べると経験数、乗り越えてきた困難が全く違います。
実際にたびジローが搭乗した際も、着陸が非常にゆるやかでほとんど揺れませんでした。着陸したことに気付かなかったほどです。パイロットの腕が良いのは本当かもしれません。
アエロフロート搭乗記
席はかなり快適
航空会社を選ぶときにまず気になるのは座席の広さですが、アエロフロートの足元はかなり広く快適でした。少なくとも成田〜モスクワ間の約10時間のフライトで苦痛に感じることはありませんでした。
頭の部分にクッションも付いているので、首が痛くなることもありません!
比較的新しい機種だったためか、きちんとUSBコンセントもあります。スマホの充電はし放題です。
充実のアメニティ
アエロフロートの航空券は他航空会社に比べて圧倒的に安いですが、アエロフロートはきちんとしたナショナルフラッグの航空会社です。LCCとは違い、枕・ブランケット・イヤホンといったアメニティ一式を配布してくれます。
アイマスクも入っていて、なかなか親切だなと感じました。
エンターテイメントもそこそこ充実
もちろんそれぞれの座席にモニターが付いていて、人気の映画、ゲームなどを楽しむことができます。ロシア映画ばかりかな、と思っていましたが、普通にボヘミアンラプソディなどの人気洋画もありましたし、日本の映画も意外と充実していました。
機内食が美味しい
知り合いから「アエロフロートの機内食はとにかくまずい」と聞いていたのでかなり不安でしたが、いざ乗ってみたらかなり美味しかったです(笑)
たびジローの舌がおかしい可能性もありますが。
日本からの便なのでお寿司もあり、エビやイカが入ったシーフードのメインディッシュもあり、デザートのマーブルケーキも美味しかったです。
少なくとも「まずくて食べれない」という味ではありませんでした。
搭乗は自己判断で
これらの理由から、たびジローとしては値段、クオリティともにアエロフロートは文句なし、おすすめの航空会社です。CAさんも可愛かったです。
ただ、これまでに事故が起こっているのもまた事実です。乗るか否かの判断は自己責任でお願いします!